「廃棄0プロジェクト」第2弾として金沢文化服装学院とコラボレーション
2020年9月14日
BEENOS株式会社(東京都品川区 代表取締役:直井 聖太、以下「BEENOS」)の連結子会社で、ブランド品宅配買取サービス「ブランディア」を運営する株式会社デファクトスタンダード(本社:東京都大田区、代表取締役社長:仙頭健一、以下「デファクトスタンダード」)は、2030年までに「ブランディア」のサービスから出る「廃棄0」を目指す取り組みの一環として、廃棄衣料を金沢文化服装学院に無償提供し、7着のドレスに生まれ変わる「ブランディア×金沢文化服装学院コラボ #廃棄0プロジェクト」を2020年9月11日(金)より開始いたしました。
ドレス完成までの様子は、随時SNSで「#廃棄0プロジェクト」として発信していきます。
◆「ブランディア×金沢文化服装学院コラボ#廃棄0プロジェクト」の背景
当社ではSDGsの取り組みとして、2020年4月より、宅配買取サービス「ブランディア」にてお値段がつけられず、廃棄せざるを得なかった衣料を、独自のリサイクル手段を通じて削減していく「#廃棄0プロジェクト」を開始しました。第1弾では、ハンドメイド人口・素材の需要と高価な材料費負担の関係に着目し、ハンドメイド作家さんに素材提供を実施いたしました。本取り組みの一環として、買取専門店「ブランディア」のノベルティ作成も行っております。
ブランディアでは、査定数に対して6.4%のお品物が廃棄となっております。「#廃棄0プロジェクト」では、衣服としては値段がつかない廃棄衣料に素材としての新たな価値を見出し、リメイク用の素材として提供することでモノの循環を促し、2030年までにサービスから出る廃棄0を目指しています。
金沢文化服装学院では、年間約70万トン1にも及ぶ廃棄衣料問題を、これからアパレル業界に進む学生のみなさんが考えるべき重要な課題と捉えていることから、本年より廃棄衣料問題に授業で取り組み、古着のアップサイクルを行う課題を開始しております。その過程で当社の「#廃棄0プロジェクト」に共感いただき、お声掛けをいただいたことから、今回のコラボプロジェクトがスタートしました。
◆「ブランディア×金沢文化服装学院コラボ #廃棄0プロジェクト」概要
コラボレーションー①廃棄素材ドレス制作
制作期間:2020年9月〜12月(予定)
金沢文化服装学院ファッションビジネス科2年生のみなさんが、チームに分かれて当社から提供する廃棄衣料を、7着のドレスに生まれ変わらせます。
完成後は、制作したドレスを着用し、金沢の街をランウェイとしたムービーを12月中に作成、配信予定です。この取り組みの様子は、随時下記のSNSアカウントで発信してまいります。
- ブランディア公式twitter:https://twitter.com/brandear
- 金沢文化服装学院公式twitter:https://twitter.com/kanazawa_bunka
- 「廃棄0」プロジェクト:https://brandear.jp/sustainability
- 特設サイト:https://brandear.jp/sustainability/remake/kanabun
◆コラボレーション②SDGsの取り組みと循環型ファッションビジネスについて、講義を開催
株式会社デファクトスタンダードより、菅原(広報)、宮川(マーケティング)、碇屋(業務部)が登壇し、企業としてサスティナブルな社会の実現に貢献するための取組や、日々の業務内容の紹介、循環型ファッションビジネスについて学ぶ授業を9月11日(金)にオンラインで行いました。
◆金沢文化服装学院 学長 村上武史様コメント
このプロジェクトの過程で、一人でも多くの学生(=未来を築き、生きていく若者達)に廃棄に対する問題意識を持ってもらうことで、いつか、そうした問題を一つひとつ解決に向かわせる一助となることが出来るのではないかと考えております。
ブランディアさんのご協力と、現役スタイリストとしてご活躍中の南先生の熱いご指導の下、彼らが製作する7つの作品が、世間を取り巻く暗い話題を打破し、より良い社会に向かっていける虹の架け橋となることを心より祈念しております。
◆金沢文化服装学院について
このプロジェクトの過程で、一人でも多くの学生(=未来を築き、生きていく若者達)に廃棄に対する問題意識を持ってもらうことで、いつか、そうした問題を一つひとつ解決に向かわせる一助となることが出来るのではないかと考えております。
ブランディアさんのご協力と、現役スタイリストとしてご活躍中の南先生の熱いご指導の下、彼らが製作する7つの作品が、世間を取り巻く暗い話題を打破し、より良い社会に向かっていける虹の架け橋となることを心より祈念しております。
金沢文化服装学院:https://www.kanabun.ac.jp/